この角膜血管新生という疾患は、コンタクトレンズを使用していることにおいて比較的に自覚症状がないのことなのですが、実はこれが一番怖いことかもしれません。それはなぜかといいますと、文字通りに「血管」が「新生」するということからです。血管が、何もないところにできるんですよ!!とても怖くないでしょうか。血管が角膜にはありません。ですので、酸素目に補給することには涙などを使うのです。十分にこの涙などが角膜へと行き渡らないときには、角膜は酸素不足に陥ります。そしてそれらを解消するべく、血管を自ら作り出すのです。中心にむかって、角膜の端から血管はのびていくのです。そう考えると人間の体とは、すばらしいですよね。私はこの角膜血管新生の疾患についての仕組みを知ったときに、おおげさかもしれませんが、人体の不思議を強く感じました。
ソフトコンタクトレンズの装用者に非常に多く、それは角膜に覆っている面積がハードコンタクトと比べて大きいからとかではないかと思われています。それから今までと同じように、目が酸素を欠乏しやすいような状態にもっていくということ。というのは、レンズを装用している時間がとても長かったり、もしくは汚れがあったり。原因についてはいつも同じですね。痛みなども何もないためにわかりにくいことですが、この状況にいるとコンタクトレンズ量販店などでも売ってもらえないことだと思います。酸素不足が原因なのですから、治療としては、軽いときには酸素透過性であるハードレンズに、ソフトコンタクトを変えるだけで解消されます。
表面からも酸素が補給できるようになりますから、自然に血管は枯れていくのです。重い場合においても、レンズを装用することをを中止さえすれば数週間から数ヶ月程度で血管は枯れます。ですが、重い場合にはコンタクトレンズを酸素透過性であるハードレンズへと交換したとすれば、治癒するにはとても長い期間がかかってしまいます。できるのであれば、メガネで過ごしていたほうがいいでしょう。しかし、普段コンタクトをしている人にとっては逆にメガネで過ごすということにとてもストレスを感じてしまう人も中にはいるかもしれません。